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OpenClawとは?Claude搭載AIコーディングエージェントの完全ガイド

✅ 2026-02-26 動作確認済み 🖥️ Windows 11 / VS Code / OpenClaw
TL;DR

OpenClawはAnthropicのClaude搭載AIコーディングエージェント。文章設計・リサーチ・整理が得意で、ブラウザ操作にも対応。慎重派はまず「読む・まとめる」用途から始めるのが安全。

結論:OpenClawはこんなツール

OpenClawは文章設計・リサーチ・コード整理が得意なAIエージェントだ。ブラウザ操作にも対応しており、Webページの読み取りや操作も可能。

慎重派は、まず「ファイルを読ませる」「情報をまとめさせる」用途から始めるのが安全だ。いきなりファイル編集や大規模リファクタリングは避けよう。

こんな人におすすめ 理由
記事やドキュメントを大量に書く人 テキスト処理の品質が高い
プロジェクトの設計を相談したい人 論理的な提案力が強み
長期プロジェクトを進めている人 記憶機能で文脈を維持できる
ターミナル操作に抵抗がない人 本領を発揮する環境

OpenClawでできること/できないこと

事故を防ぐために、できることと、できないことの境界を最初に把握しておこう。

✅ できること

操作 権限レベル 説明
ファイルの読み取り 🟢 安全 プロジェクト内のコード・ドキュメントを読んで理解する
ファイルの作成・編集 🟡 要確認 新しいファイルの作成や、既存ファイルの修正
ファイルの削除 🔴 危険 指示すれば削除できる(確認なしで実行される場合あり)
ターミナルコマンドの実行 🟡 要確認 npm install, git commit, ビルドコマンド等
Web検索・ページ読み取り 🟢 安全 公開Webページの情報を検索・取得
ブラウザ操作 🟡 要確認 URLへの遷移、クリック、入力、スクリーンショット
プロジェクト全体の分析 🟢 安全 フォルダ構造を把握して改善提案

❌ できないこと

操作 説明
画像の生成 イラストやデザイン画像の作成は不可
GUIアプリの操作 ブラウザ以外のデスクトップアプリは操作不可

💡 安全に始めるコツ:最初は🟢安全の操作(読み取り・分析)だけ使い、慣れてから🟡要確認の操作に進もう。🔴危険な操作は SOUL.md で「確認必須」ルールを設定してからにしよう。


Antigravityとの比較

筆者は毎日OpenClawとAntigravityの両方を使い分けている。

比較項目 OpenClaw Antigravity
搭載AI Claude(Anthropic) Gemini(Google DeepMind)
動作環境 ターミナル VS Code
得意分野 テキスト処理・長文分析・論理的な設計 UI構築・画像生成
ファイル操作
コマンド実行
ブラウザ操作
画像生成
日本語対応 ✅(自然) ✅(自然)

💡 筆者の使い分け:記事の下書き・設計・リサーチはOpenClaw、サイト構築・デザイン・デプロイはAntigravityという分担にしている。


OpenClawの独自機能

以下のSOUL.md・Memory・Cron等は、OpenClawの標準機能として提供されている。

SOUL.md — AIに方針を教える設定ファイル

SOUL.mdに書いた内容は毎セッション自動的に読み込まれるため、「毎回同じ前置きを説明する」手間がなくなる。

# SOUL.md の例
- 日本語で応答してください
- ファイルを削除する前に必ず確認を取ってください
- 既存のコードスタイルを尊重してください

💡 Antigravityにも同様の仕組みとして AGENTS.mduser_rules がある。

Memory — セッション間の記憶

memory/ディレクトリに判断結果や指示を保存し、セッション間で文脈を維持する。

Cron — 定期的なタスク自動実行

スケジュールに基づいてタスクを自動実行。毎朝の状態チェックや定期レポート生成など。


料金の考え方

料金体系 仕組み おすすめ度
従量課金(API直接) 使った分だけ請求。上限設定しないと暴走リスクあり ⚠️ 上級者向け
月額プラン型 一定額で利用可能な提供形態もある(環境により異なる) ✅ 初心者向け

⚠️ 料金体系はOpenClawのバージョンや利用環境によって異なる場合があり。公式ドキュメントで最新情報を確認のこと。

従量課金の場合の安全策

  1. Anthropic ConsoleでMonthly Limitを設定する — これを忘れると危険
  2. 使用状況をダッシュボードで定期確認する
  3. 長時間セッションを避ける — リトライが重なるとコストが跳ねる

セットアップ手順(チェックリスト形式)

✅ STEP 1:Node.jsの確認

node --version   # v18以上ならOK
npm --version

入っていない場合はNode.js公式サイトからLTS版をインストール。

✅ STEP 2:インストール

npm install -g @anthropic-ai/claude-code

✅ STEP 3:APIキー設定

Anthropic Consoleでアカウント作成 → APIキーを発行 → 初回起動時に入力。

✅ STEP 4:動作確認

cd your-project
claude

まずは読み取り専用の安全なタスクで確認:

このプロジェクトのフォルダ構成を教えて

✅ STEP 5:SOUL.md作成

安全ルールを最初に定義しておく。

⚠️ つまずきやすいポイント TOP3

問題 原因 解決策
claude: command not found PATHが通っていない ターミナルを再起動、またはPATHを手動追加
Permission denied 管理者権限なしでグローバルインストール sudo を付けるか、npxで実行
Invalid API Key APIキーのコピーミス・期限切れ Anthropic Consoleで再発行・再入力

安全に使うための初期設定

レベル 設定 効果
🔴 必須 SOUL.mdに「削除前に確認」を記述 誤削除を防止
🔴 必須 作業前にGitコミット 何が起きても復旧可能
🟡 推奨 最初は読み取り→分析タスクから始める リスクなしで使い方を覚える
🟡 推奨 API月額上限の設定 課金暴走を防止
🟢 応用 Memoryの内容を定期チェック AIの判断基準を把握

最初の1タスク — 安全に始める3ステップ

初めてOpenClawを使うなら、この流れで始めよう。ファイルの編集は一切させない安全なスタートだ。

ステップ1:リポジトリを読ませて要約

このプロジェクトの構成と目的を要約して

→ OpenClawがフォルダ構造を分析し、概要を説明してくれる。

ステップ2:改善案を出させる(実行はさせない)

このプロジェクトの改善点を3つ提案して。
ただしファイルの変更は行わず、提案だけにしてください。

→ 危険操作なしでAIの判断力を確認できる。

ステップ3:採用/却下を人間が判断

→ 提案内容を確認し、良いものだけ「これを実行して」と指示する。

💡 いきなり「全部やって」は禁止。 まずは「見て→考えて→提案して」の順番で信頼関係を作ろう。


実際の使用例

例1:記事構成案の作成(成功例)

💬 プロンプト:「ふっけんラボの記事を企画して。テーマはAIへの指示の出し方。タイトル案3つ + 見出し構成 + TL;DRで」

📝 結果:3案が返ってきて、うち1案を採用。見出し構成は微調整して使用。

例2:設定ファイルの修正(失敗→リカバリ例)

💬 プロンプト:「package.jsonを最適化して」

📝 結果:依存関係が書き換えられてビルドが壊れた。

🔧 リカバリgit diff で変更を確認 → git checkout -- package.json で1秒で復元。

💡 教訓: 「最適化して」は危険ワード。「XXだけ変更して」と具体的に伝えるべきだった。Gitコミットしていたおかげで即復旧できた。


まとめ

始め方 内容
1. インストール Node.js + npm install
2. SOUL.md作成 安全ルールを最初に定義
3. 読み取りから始める いきなりファイル編集はしない

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この記事はAntigravityを使って執筆されました。記事の構成案はOpenClawで生成しています。

⚠️ 免責事項:この記事は情報提供を目的としています。AIエージェントの利用にはリスクが伴います。ツールの導入・運用はご自身の責任でお願いいたします。